奉納神楽について

神楽は
日本の原風景を思わせる懐かしい音色の笛
神楽の核をなす小締め(小太鼓)
雅な舞を舞うような大胴(大太鼓)で奏でられます。
その神楽にあわせて扇子や御幣、鈴を手に華やかな巫女舞を奉納します。
いにしえから語り継がれてきた五穀豊穣、無病息災の祈りが、今も子どもたちの手によって守り伝承されています。

神楽・巫女舞について

祭礼・・・10月の第4日曜日
神楽・・・7月上旬より練習開始
巫女舞・・・9月上旬より練習開始
祭礼では、神楽と巫女舞が一体となったものを奉納します。

神楽

最初に笛と太鼓どちらかを選んで練習をします。
笛・・・音をきれいに出すこと、運指を覚えます。
太鼓・・・叩くだけではなく、太鼓を叩くまでの型も身につけます。
※太鼓は小締め(小太鼓)と大胴(大太鼓)の両方を練習します。
年齢・・・小学校3年生~上限なし(男の子)
※巫女舞を終えた6年生の女の子も神楽を始められます

巫女舞

扇子・御幣・鈴を用いていくつかの舞を覚えます。
優雅に美しく舞えるよう練習を行います。
年齢・・・小学校2年生~5年生(女の子)

保存会では、子供たちがやりがいを感じられるよう取り組んでいます。
祭礼のために練習を重ね、成長した子供たちを多くの方に見ていただくのが私たち保存会の願いです。

祭礼での儀式について

開始時刻・・・13時ごろ~
《神下し》 神様を神社にお招きする儀式
「神下し→おばこ→花神楽→新志んめ」の4曲を演奏
《神上げ》 神様を天に還す儀式
「神上げ(神下しと同じ曲)→おばこ→花神楽→新志んめ→早神楽」の5曲を演奏
※早神楽は神上げでしか演奏しない(祭礼中一度しか演奏しない)特別な曲です。

神楽の曲について

  1. あふひゃら
  2. とろきゅう
  3. こぞさ
  4. 矢車(やぐるま)
  5. 花神楽(はなかぐら)
  6. おばこ
  7. 新志んめ(しんしんめ)
  8. 古志んめ(こしんめ)
  9. 新ごうそ(しんごうそ)
  10. 旧ごうそ(ひねごうそ)
  11. まぬき
  12. 寿ごもり(すごもり)

・神下し(かみおろし)/神上げ(かみあげ)
※神下しと神上げは同じ曲。笛・巫女舞のみで太鼓はありません。

・早神楽(はやかぐら)
※1年に1度、儀式の時にしか演奏しない特別な曲